お役所の掟 ぶっとび霞が関事情 2023.11.22 米国で精神科医として活躍され、その後当時の厚生省技官になられた、故宮本政於氏による痛快な暴露本です。 英仏独語にも翻訳された国際的ベストセラーです。 この書籍が出た当時、宮本氏から直接お話をお伺いする機会がありましたが、世の中の常識から大きく逸脱した当時の厚生省内のぶっとびの内容に驚き、同時に国
核なき世界という幻想について 2023.11.01 私は核爆弾も原発に対して反対の立場です。一方、核なき世界を実現することへの非現実性にも気づいています。 核なき世界は理想です。私も理念としては賛成です。 しかし日本を取り囲む3国、すなわちロシア、中国、北朝鮮が核を手放すでしょうか。絶対に手放さないでしょう。とりわけ北朝鮮にとっては経済におい
宮沢孝幸京都大准教授が退職へ 2023.10.31 新型コロナワクチンの危険性を世に訴えた、宮沢先生のお陰で命を救われた方は、何人いるのでしょう。 自らと家族の身の危険を顧みず、ユダヤ人に命のビザを発給した杉原千畝と同じ、無私の清らかな志に感謝と脱帽です。
リスボンで変容した消費と豊かさの価値判断 2023.10.26 リスボンで生活するようになってから、消費に伴う豊かさに対して、その価値観が大きく変容しました。 日本社会はまだまだモノの消費を重視する傾向が強く、消費による生活の質の向上を志向しているように思います。これは多くの発展途上国でも見られる現象で、欧州の成熟した社会においては、モノと消費による幸福
日本への偽装留学生、偽装研修生について 2023.10.25 最近、日本で働く外国人による犯罪のニュースが、以前に比べてずいぶん増えた感がいたします。 その背景には、就労目的で入国してくる偽装留学生、偽装研修生の問題が根深く横たわっています。 以下は長年この問題の闇を追求してきたフリージャーナリストの井出康博氏の記事です。 井出氏は非常に信頼の置け
「汚染水投棄」を「処理水放出」と誤魔化す日本政府 2023.09.12 福島の原発事故の汚染水について、トリチウム汚染水を薄めれば、放射線の排出量が基準値以下になるから安全というのがICRP(国際放射線防護委員会)の言い分のようです。 ところがICRPの安全基準はトリチウムが生物に取り込まれてOBT(Oraganic Bound Tritium)すなわち有機結合
コオロギ食への懸念 2023.03.07 コオロギを食べることへの嫌悪感はさておき、そもそもの農業国である日本で何故昆虫食が必要なのか、推進する人からの説明が聞きたいものです。 特に危険性も指摘され、新型コロナワクチンと同様、安全性に関する試験が十分に行われていないように思います。 窮地に追い込まれている米農家をはじめ、農業
インフレと低賃金のための生活防衛について 2023.02.14 日本は先進国の中では唯一約20年間に渡り平均給与所得が低下してきました。これに加えて今までのデフレ時代から、インフレ時代にに移行して物価が高くなると、生活はさらに苦しくなることが予想されます。 定期預金の金利が年0.002%だとすると、資産が倍になるための必要年数を概算する「7
海外生活で感じる日本人としての誇り 2023.01.17 海外に住むようになってから、自分が日本人であることをますます意識するようになり、同時に日本人であることの誇りをより一層感じるようになりました。 私は日本人としてのアイデンティティを喪失した似非者の国際人には到底なれなませんし、なる気もありません。 とりわけ母国語、すなわち日本語
均質化する文明社会 2022.11.19 " お父さんは暖炉の前のロッキングチェアーでパイプを燻らせながら革表紙の分厚い本を読んでいる。お母さんはキッチンで静かにスープを温めている。学校から帰宅したジョンの後からシェパードがついて入ってくる。" " お父さんが夕食を囲むテーブルでジョンに向かってこう言った「ジョン、今日学校であっ