ジャカランダの季節 2023.05.30 リスボンでは、毎年5月中旬頃から6月初旬にかけてジャカランダ(Jacaranda)の花が咲きます。 ジャカランダ(紫雲木)はホウオウボク、カエンボクと並んで、世界3大花木に数えられています。 日本の桜のような華やかさはありませんが、落ち着いたリスボンの街並みに溶け込む初夏の風物詩です。
坂の街、リスボン 2023.03.10 リスボンはサンフランシシコや長崎などと同じく、坂の街です。テージョ川に沿った地域は別としても、中心部には多くの坂があります。 ポルトガル人の中には、リスボンには坂があるからトレーニングジムは要らないなどと冗談を言う人がいるほど、急勾配の場所があります。 土地に高低差のある街は、坂道が風景
リスボンで起きた価値観の変容 2023.03.02 時間指定の宅配が2時間遅れ、特急列車が10分遅れて発車することが当たり前のポルトガル。 最初はいらいらしたものの、今は当たり前になりました。 慣れたというよりも、価値観が変容したのです。 宅配が2時間遅れてもさほど生活に影響がなく、特急が遅れることを前提にスケジュールを立てれば、時間
成熟した国家、ポルトガル 2022.12.10 リスボンでは毎年クリスマスシーズンになると、私の中心部にあるポンバル広場とエルドアド7世公演の境界あたりに観覧車が出現します。 2022年12月、初めてこの観覧車に乗ってみました。日本の観覧車に比べて回転速度が速いのにびっくりしました。観覧車を降りて、エルドアド7世公園に展開されたWon
ベレン ( Belém ) からカスカイスへ ( Cascais )へ、湘南海岸を感じる海岸線 2022.11.14 リスボン市の西南、世界遺産ベレンの塔 ( Torre de Belém )がある文教地区ベレン(Belém)からテジョ川沿いを車で走ると、大西洋を望む風光明媚なカスカイス(Cascais)に到着します。日本で言うと、湘南海岸から熱海に向かう道路によく似ていて、カスカイスが熱海と姉妹都市であること
リスボンはクリスマスの気配 2022.11.05 リスボンのショッピングセンターは、すでにクリスマス一色です。 外に出ると焼き栗の屋台から漂う香ばしさが、秋から冬の季節を感じさせてくれます。 焼き栗はポルトガルのあちこちで見かけます。ポルトガルでは大きな栗にナイフでひとつひとつ丁寧に切り込みを入れて熱した窯へ中に入れます。炭
リスボンはかなり英語が通じます 2022.10.27 ポルトガルの母国語はポルトガル語ですが、リスボンでは英語がかなり通じます。訪れたお店で最初に応対してくれた店員さんが英語を話せなくても、英語を話せる店員さんを連れてきてくれることが多いです。 他のヨーロッパ諸国と比べても、現地の人が嫌がらずに英語を話してくれる理由ですが、私は英語教育の普及と
私にとってのリスボンとポルトガルの魅力(2) 2022.10.17 今回は移住して気づいた、リスボンという街とポルトガルという国の魅力について書かせていただきます。 私どもは2018年暮れにこちらに参りましたのでリスボンに住んでまだ4年、これだけの年数で多くを語れる資格はありません。そこでリスボン、ポルトガルに20年以上、中には40年以上在住の複数の
Raul Sunico氏のピアノコンサート 2022.09.16 2022年9月9日、フィリピン大使館からのお招きで、リスボン市内の国立アズレージョ博物館(MUSEU NACIONAL DO AZULEJO (Tile Museum))の礼拝堂で開催された、フィリピン人ピアニストRaul Sunico氏のピアノコンサートに行かせていただきました。 ラフ
ベレンの観光馬車 2022.06.23 世界遺産ジェロニモス修道院前から、同じく世界遺産ベレンの塔付近を通って戻ってくる観光馬車です。ルートや料金は写真の看板の通りです。 土日祝祭日は観光客が多く、この近辺は賑わいます。ジェロニモス修道院前で待機中の観光馬車ルートと料金バーソロミュー・デュアス