サン=テグジュペリと「星の王子さま」 2022.12.29 旅と人生 年末にサン・テグジュペリの「星の王子さま」を読んでいます。 飛行家でもあったアントワーヌ・サン・テグジュペリは、第2次世界大戦中の1944年7月31日、ロッキードF-5Aでフランスのボルゴ飛行場を偵察飛行のために飛び立ちました。 彼が乗った偵察機はドイツ軍の戦闘機に撃墜されマルセイユ沖に沈みまし
人類の苦悩と幼年期の終わり 2022.12.25 コラム カソリックの聖地ファティマのオリーブ畑のすぐそばに、3人の羊飼いの子供たちの前に2度目の天使が現れた場所があります。 羊たちの穏やかな顔と、葉っぱを食べる姿を見ていると永遠の時と自然の精妙さを感じます。 その一方で人間は、大脳新皮質を獲得することで、優れた芸術
おとなは、だれも、はじめは子どもだった。 2022.12.24 コラム メリークリスマス !!! カソリック国の住宅地に住んでいることもあり、クリスマスの時期はいつになく町は静まりかえっています。 24日、25日は一粒万倍日。皆様、楽しいクリスマスをお過ごしください。 世界は激動の1年でした。12月15日のドナルド・トランプ元大統領の
トランプ元大統領の重大発表の真意 2022.12.21 国際政治・経済・社会 トランプ元大統領の2022年12月15日の重大発表に関する日本のニュース番組を見て驚愕しました。 真意が伝えれず、トレーディングカードの発売のみを伝えていた点です。 邪悪な集団から言論の自由を奪還するなどの重要な論点には全く触れていないのです。 新型コロナワクチンの危険性を伝えない日本のマスメデ
人知による統治の限界、宇宙からのメッセージ 2022.12.21 コラム 人類の歴史を振り返ると、人と世界はさまざまな苦悩や混乱に向き合って来ました。同時に世界の混迷を改善することは、人の力によりある程度はできることがわかります。しかし根本的な解決には至らず、現在に至っています。 自然科学や社会科学の進歩は著しいものがあります。それでも人知に限界があることを
ポルトガルでの運転免許証 2022.12.15 交通 日本人がポルトガルで自動車を運転するための免許証には下記があります。①国際運転免許証②日本の運転免許証 2022年8月1日から、60歳未満で日本の公安委員会の発行による有効な運転免許証をお持ちの方は、ポルトガル国内であれば同免許証での運転が認められることになりました。
ボーイング747と半世紀 2022.12.15 コラム 最後のボーイング747が今月アトラス航空に引き渡されたそうです。 私にとってボーイング747は初めて搭乗した1974年以来、半世紀近くに渡りお世話になった思い出多き旅客機です。 エンジンが4発ということもあり、今だに搭乗すると最もほっとする旅客機です。 70年代と80年代は日本の国内線
日本語が通じる親切な歯科医院 2022.12.14 コラム 2022年11月に初めてリスボン市内の歯科医院を訪問しました。セラミックの義歯2本が硬いものを噛んで外れてしまったからです。 2箇所の歯科医院で診察を受けましたが、インプラントを勧められ、従来の治療ができないのかの問い合わせには返事がありませんでした。しかも見積額が驚くほど高額で2つの医
「死は存在しない」 2022.12.13 生きるヒント 私にとって意識、生命現象、死、時間は最大の謎であり、人生における最も大きなテーマです。「死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説」(田坂広志著) (光文社新書)はそこに光を与えてくれました。 私にとって死に対する概念が大きな変貌を遂げました。 本書で取り上げているゼロポ
成熟した国家、ポルトガル 2022.12.10 リスボンの魅力 リスボンでは毎年クリスマスシーズンになると、私の中心部にあるポンバル広場とエルドアド7世公演の境界あたりに観覧車が出現します。 2022年12月、初めてこの観覧車に乗ってみました。日本の観覧車に比べて回転速度が速いのにびっくりしました。観覧車を降りて、エルドアド7世公園に展開されたWon