St Martin’s Day 2024.11.13 毎年11月11日は聖マルティーニョの日でした。 栗とジェロピガと呼ばれるポルトガルの伝統的なアルコール飲料を味わいます。 聖マルティーニョはローマ軍人で、以下のような伝説があります。 マスティーニョは吹雪の中で物乞いに出会い、剣で自分のマントを半分に切り、物乞いに分け与えました。その夜、マルテ
4月25日 革命記念日に思うこと 2024.04.25 ポルトガルが半世紀前まで独裁国家だったことをご存知の方は案外少ないのではないかと思います。 私もそのひとりでしたが、ポルトガルに住むようになって以来、この平和でのどかな国がかつては独裁国家であったことが今だに信じられない思いです。 ちょうど50年前の4月25日、ヨーロッパ最長の独裁体制「
ポルトガル初のATM 2023.12.24 ポルトガル初のATM。 何とテレビ電話と気送筒を使っています。 これを「ATM」と呼ぶべきかはともかくとして、人手を介したシステムには惹かれます。 私がいた会社でも、入社当初は気送筒を使っていたので懐かしです。(画像は以下の動画からの引用です)https://www.yo
ポルトガルのアンティーク宝飾品 2023.12.19 アンティークの宝飾品を扱っているお店のご主人からこんな話を聞きました。 ポルトガルにおいて、金(ゴールド)製品の取引は19K以上が原則となっているとのこと。従って少なくとも18K以上の製品の取引が主流となっていて、当局の認証があるものが主な取引の対象になるとのことでした。14Kなどが普通に取引さ
ポルトガル生活で知っておいた方がよいこと 2023.10.26 ポルトガルで生活する上で、気をつけた方がいいと感じたことを、思いつくままに書かせていただきます。石畳 ポルトガルの石畳はかなり造りが荒いです。従って滑りやすい靴、特に女性のハイヒールで歩く際には注意が必要です。また慣れない石畳での歩行で、足腰を痛めないように注意しましょう。日本からの大型
リスボンで変容した消費と豊かさの価値判断 2023.10.26 リスボンで生活するようになってから、消費に伴う豊かさに対して、その価値観が大きく変容しました。 日本社会はまだまだモノの消費を重視する傾向が強く、消費による生活の質の向上を志向しているように思います。これは多くの発展途上国でも見られる現象で、欧州の成熟した社会においては、モノと消費による幸福
居住証明書 Autorização de Residência 2023.10.19 日本からの引っ越し荷物の受け取りの際などに、居住証明書 Autorização de Residênciaの提出を求められるがあります。 その場合は地元の教区会(Junta de Freguesia : 市役所、区役所のような機能を持つ役所)でDeclaração de Responsabi
税番号 NIF Número de Identificação Fiscal 2023.10.19 ポルトガルにおける税番号NIF (Número de Identificação Fiscal)は日常生活において非常に重要な番号になります。別名Número de contribuinteとも呼ばれます。 電話番号は変更されることもありますが、NIFはずっと同じ番号を使うので、個人にとっては1
エッグタルトの老舗 Pastéis de Belém 2023.10.06 ポルトガルのベーカリーやカフェでよく見かける「パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)」別名エッグタルトの発祥の地がポルトガルです。 ジェロニモス修道院の修道士や修道女の唯一の楽しみは、厨房で作るお菓子でした。 修道院の厨房でこっそりと作られていたお菓子は1820年の自由主義
聖アントニオ祭 (イワシ祭)6月12、13日 2023.06.13 Festa de Santo Antônio em Lisboa リスボンの守護聖人、聖アントニオ(Santo António)を讃える聖アントニオ祭。 別名「イワシ祭り」と呼ばれます。この日にポルトガルでイワシ漁が解禁になるそうです。毎年6月12,13日にリスボンで行われる夏祭りで、12日