日本語が通じる親切な歯科医院

 2022年11月に初めてリスボン市内の歯科医院を訪問しました。セラミックの義歯2本が硬いものを噛んで外れてしまったからです。

 2箇所の歯科医院で診察を受けましたが、インプラントを勧められ、従来の治療ができないのかの問い合わせには返事がありませんでした。しかも見積額が驚くほど高額で2つの医院の見積額に3倍くらいの差があったので、リスボンに住む日本人の方から別の歯科医院を紹介されました。

 こちらは、ブラジル出身の姉妹の方が運営されていて、何と日本語が通じました。玄関のブザーを鳴らして中に入ると、いきなり日本語で応対してくださり、初診の書類の書き方など親切にご案内して下さいました。歯科医院の先生には前もって上記の事情を説明しあったせいか、インプラントではなく安価で時間のかからない治療をしてくださいました。

 しかも初日に1本は義歯まで組み込むところまで治療が終わり、期待以上でした。そして先の2つの歯科医院では使えないと言われた義歯を歯科技工士に頼んで最大限利用するとのことでした。歯科医院によってこれほど治療内容や費用が異なるとは夢にも思いませんでした。

 実は以前にポルトガルに長年住む日本人の方から、すべてではありませんが、建物の外観がやたらと立派で、目を引くような歯科医院の中にはあまりよくないところがあると聞いたことがあります。
  先の2つの歯科医院はこれに該当するのではないかと感じました。妙に愛想が良くて、診療というよりセールスを受けているような気がしました。
 それに比べると、今回訪問した歯科医院は誠実さにあふれていて安心しました。

 以下は日本語が使える親切な先生のいる歯科医院の連絡先です。

Clínica Médica Dentária Renée & Roque
+351 214 421 490 (固定電話)
+351 916 186 332 (携帯)
電話がつながらない時は、携帯のWhatsAppが使えます。
住所:R. Instituto Conde de Agrolongo 3A B, 2770-081 Paço de Arcos, Lisboa
   
 カスカイス(Cascais)線のパソデアルコス(Paço de Arcos)駅から北に300メートルくらいの場所の静かな住宅地にあります。

ブルーの日除けのある場所が歯科医院です。

 歯科医院のあるパソデアルコス(Paço de Arcos)は、テジョ川が大西洋に流れ込むあたりにある地域です。

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP