写真はリスボン市内のショッピングセンターにある時計店のポスターです。
映画のジェームズボンドが着用しているオメガを扱っているお店です。
同じフロアの映画館は007の最新作の上映館です。
ダニエル・クレイクは原作のジェームズ・ボンドに最も近いと言われていますが、わかる気がします。
ポルトガルは第2次大戦中は中立の立場をとっていたため、各国のスパイが集まっていたとのことです。
原作者のイアンフレミングも当時は英国海軍情報部員として、リスボン郊外のカスカイスという地域に住んでいたとのこと。
彼は後にジェームズ・ボンドと同じく英国秘密情報部(MI6)に所属しました。リスボン郊外のヨーロッパ最大のカジノであるカジノ・エストリルにはスパイが出入りしていたとのことです。ここがカジノロワイヤルの原作舞台のモデルになったと言われています。
英国政府は長い間、MI6の存在を認めていませんでしたが、近年はネットで人材募集をするようになりました。
私も「100メートルを20秒以内で走破する抜群の運動神経」、「腕立て伏せと腹筋を10回以上できる強靭な体力」、「ありがとうを日英独仏西葡露中で言える卓越した語学力」の持ち主なので(あまり深く考えずにお読みください)、試験は合格間違いなしだと思いますが、唯一の問題は英国人でないこと、さらに父母も英国人でないということです。
募集動画では、「あなたが毎日やっているようなことです」と言っています。
私はパラシュートで落下してトラックの屋根に飛び乗ったり、ヘリコプターの追尾を車で振り切るようなことは毎日やっていないのですが。
それにしても、ジェームズ・ボンドのスーツの着こなしには毎度惚れ惚れします。
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