私たちにとって、ポルトガルは大変住みやすい国であるが故に、外国に住んでいるという実感があまりありません。
そんな中、霧のたちこめる真冬の夜に、屋外で食事をするような時に、ヨーロッパにいることを実感します。
ポルトガルは経済大国ではありませんが、間違いなく先進国であることをこの３年間で確信しました。
大地震、スペインによる占領、植民地戦争、独裁政権など幾多の困難を乗り越えて、人種差別のない平和な国家を築いたこの国の歴史を思うと、感慨ひとしおです。
アルコールに強くない私も、この国では何故か悪酔いしません。
ジントニックの豊かな味わいと共に、この国と人々への感謝が身に染みます。
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