ロシアのウクライナ侵攻に伴う飛行ルート変更について 2022.03.15 2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻に伴い、ヨーロッパ各国がロシアのアエロフロート機の乗り入れ禁止を決めたため、ロシアも対抗措置としてヨーロッパ各国の旅客機のロシア上空通過を認めないという措置を取りました。 それに伴い、ヨーロッパ各国と日本を結ぶロシア上空経由の航空便は
スイス航空 A340-300 2022.02.20 2020年1月にスイスインターナショナルのA340-300で成田からチューリッヒに向かいました。4発エンジンの旅客機が少なくなった現在、A340は貴重な存在です。 前身のスイス航空は1998年の9月に発生したMD-11の墜落事故と、2001年9月のアメリカ同時多発テロの影響で200
LOT ポーランド航空でワルシャワから東京へ 2022.02.19 新型コロナの感染拡大が進む前の年、2019年の10月にリスボンからワルシャワを経由して東京に向かいました。 この時初めてLOTポーランド航空にワルシャワから東京(成田空港)まで搭乗しました。 リスボンからワルシャワまではTAPエアポルトガルでしたが、出発時間が早
コンパクト手荷物計量器 2022.02.14 飛行機旅行の際に、大きなスーツケースを使うと、ついつい荷物を詰め込みがちになり、かつてはあり得なかった重量オーバーが発生するようになります。 自宅の秤で重さを計れる時はいいのですが、空港ホテルで荷物を詰め替えるような場合は、重量オーバーしていないか冷や汗ものです。
晴子の世界一周空の旅 2022.02.09 「晴子の世界一周空の旅」の著者鰐淵晴子さんは、当時天才少女ヴァイオリニストとして話題になり、さらに女優としてもご活躍された方です。 著名なヴァイオリニストの父鰐淵賢舟氏とハプスブルク家の末裔のおひとりでもあるオーストリア人の母ベルタさんの間にお生まれになりました。 鰐淵晴子さんがご家
国際日付変更線通過証 2022.02.02 この写真は1971年(昭和46年)発行の別冊新評「飛行機全特集 平和のつばさ60年」のカラー印刷ページです。 かつて、旅客機が国際日付変更線や赤道、北極圏を通過した際に乗客に配られた通過証です。 私が国際線の旅客機で旅をし始めた頃にはすでに廃止されていました
空の女王 2022.02.01 私の知る限り、「空の女王」あるいは「空の貴婦人」と呼ばれた旅客機はすべてエンジンが4発でした。 古くは1940年台後半のプロペラ機、ロッキード・コンステレーション、そしてジェット機の時代になると、ダグラスD C-8、ヴィッカースV C-10、現用の旅客機ではボーイング747−8、
香港啓徳国際空港の思い出 2022.01.28 私が好きな街のひとつに香港があります。特に中国への返還前の90年代は度々足を運びました。香港を訪れる楽しみのひとつに、かつての香港啓徳国際空港(Hong Kong Kaitak International Airport)へのスリリングな着陸がありました。 98年の夏
アゾレス諸島への奇跡の緊急着陸 2022.01.27 ポルトガルのアゾレス諸島近海の海底で、2013年頃にピラミッドが発見されたことを書かせていただきました。 実はピラミッドが発見された地点に近いアゾレス諸島のテルセイラ島では、大西洋上で燃料切れを起こしてエンジンが全基停止した大型旅客機が滑空による緊急着陸に成功しています
モンロビア行きの列車 2022.01.26 私がかつて勤務した会社の元社長犬養康彦氏の実姉犬養道子氏(評論家、犬養毅(いぬかいつよし)元首相の孫)の若い頃の実話です。南蔵院の林覚乗住職の心に響く言葉より引用させていただきます。 戦後間もない頃、日本人の女子留学生が一人、アメリカのニューヨークに留学した。戦争直後の、日本が負けたば