スイス航空 A340-300

2020年1月にスイスインターナショナルのA340-300で成田からチューリッヒに向かいました。4発エンジンの旅客機が少なくなった現在、A340は貴重な存在です。

前身のスイス航空は1998年の9月に発生したMD-11の墜落事故と、2001年9月のアメリカ同時多発テロの影響で2001年10月に経営破綻しました。翌年の4月、子会社のクロスエアが社名変更したスイス インターナショナルに事業譲渡する形で清算、現在ではルフトハンザグループの傘下となっています。

私は1998年の年末に経営破綻前のスイス航空に搭乗して以来だったので、22年ぶりのことでした。

機体はすでに旧型の感があるA340-300でした。2017年に羽田からミュンヘンまでルフトハンザのA340-600に登場しましたが、この路線は後にA350に機種変更となっています。TAPエアポルトガルもA340を退役させ、現在ではA330-900neoが国際線の主力気になっているので、これからA340に搭乗するチャンスは少なくなるでしょう。

ルフトハンザが羽田発であるのに比べ、スイスインターナショナルは成田発で、都心に住む私たちにとってはこの点がやや不便です。

搭乗してウエルカムドリンクが出される間にかかっている曲が軽いポップスで少々耳障りだったが、かつてのスイス航空と比較して違和感がありました。

ルフトハンザのA340-600のシートに比べると、ご覧の通り隣席との間に分厚いパーティションがあり、プライバシーの確保には良いものの、隣席の家内とのコミュニケーションがしずらい上、閉塞感がありやや煩わしかったです。

お食事は、前身のスイス航空の伝統を受け継いでか、満足のゆくものでした。さらにシートのリクライニングボタンやオーディオシステムも満足できました。

なおチューリッヒ国際空港での乗り継ぎ時のスイス航空のラウンジが混雑していたのには閉口しました。
同じスターアライアンスグループの全日空の羽田や成田のラウンジは混み具合もフードも充実しているので、頑張ってほしいものです。

隣席との木目の「壁」が目障りに感じました。

チューリッヒ国際空港のラウンジが混雑していたのには閉口しました。

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