リスボンのメトロ(地下鉄)

 リスボン市内には4系統のメトロ(地下鉄)が走っています。それぞれの路線は色の名前で識別されています。利用の仕方の基本は東京の地下鉄とほぼ同じで、表示も明確なので、慣れればそれほど戸惑うことはありません。

黄色ライン Linha Amarela

青色ライン Linha Azul 

緑色ライン Linha Verde 

赤色ライン Linha Vermelha

 それぞれの路線には愛称が付けられています。
黄線はひまわり線(Linha de Girassol)青線はかもめ線(Linha de Gaivota)、緑線はキャラベル船線(Linha de Caravela)、赤線はオリエンテ線(Linha de Oriente)で、個別のロゴがあります。

リスボンの満員電車

Metropolitano de Lisboaより引用


 発券売機で切符(1回券、または24時間券)を買うか、以下のVIVa viagem(プリペイドカード)を使って改札から入場します。
 VIVa Viagemは地下鉄のほか、市内のトラム(路面電車)、バス、近郊への列車でもつけるので便利です。

 日本と同様、どちら方面かと乗り換え駅、降車駅を確認してからプラットフォームに降りま  す。

プリペイドカード  VIVa viagem 有効期限が1年なので注意が必要です。券売機でチャージします。VUVA vigemそしれ以下のnaveganteはトラム、バス、地下鉄などで共通で利用できます。

 6年半有効な記名式プリペイドカード navegante


 65歳以上は月20ユーロで市内は乗り放題。最初に20ユーロチャージした月の月末まで有効で、その後もチャージすれば月毎に更新可能です。
 カード取得には申請書、パスポートなどの身分証明書、写真が必要です。申請書は駅の案内窓口でもらえます。


 写真は構内の「3分間写真」(左)あるいは写真スタジオ(右)で作ることができます。

どちらも、2023年5月現在、6枚セットで5ユーロでした。

naveganteの申請と受け取り窓口(Marques de Pombal駅構内)
青色の発券機で整理券(Aは申請、Bは受取)を受け取って、上記の窓口で手続きをします。


こちらはチケット発券などの総合窓口です。navagenteの窓口とは異なりますのでご注意ください。

メトロの改札口。赤いX印は降車した人が使います。これから乗車する人はグリーンの矢印の点灯している改札を通ります。

チケットかVIVa viagemをブルーの丸い台座(丸に黄色い矢印)にタッチすると、前方のゲートが左右に開きます。出る場合も同様です。
ホームの壁面。Baixa-ChiadoはLinha Verde(緑色ライン)の駅名です。Saidaは出口です。

ホームの壁面。linha Azul(青色ライン)への乗り換えは向かって右手を示しています。

出口は “Saída”

地下鉄の車内。シートはプラスチックとコルクを組み合わせているのが特徴です。

満員電車に出会うこともあります。ポルトガルの人は理路整然と行動するので、あまりストレスは感じません。

地下鉄の駅に表示してあった路線図。駅が市内のどの位置かを知るのに便利です。

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