学生時代から会社勤めの途中まで、電気式のシェーバーを使っていました。ブラウンやフィリップスなどお馴染みのものです。
90年代に入ってからでしょうか、電気式シェーバーの電磁波が気になって、機械式の剃刀に変えました。
剃刀も2枚刃から最近の5枚刃までどんどん刃の数が増えてきました。しかしどこか剃り心地がま満足できずにおりました。
そんな中、ふと浮かんだのは父親の世代が使っていた昔ながらの剃刀でした。思い切って使ってみたところ実に気持ちよかったです。
切れ味が良いため、短時間で髭剃りができる上、本体の重さも心地よかったです。
最初は肌に傷がつかないよう少々気を使いましたが、慣れてくると大丈夫になりました。
振り返ると、複数刃の剃刀のメリットが何だったのか少々疑問に思えるようになりました。日常の中の小さな逆転の発想が嬉しかったです。
写真のジレット製の歴史を調べると、1901年にまで遡ることがわかりました。基本的な構造に大きな変化がないことを考えると、これほど長期に渡って使用されてことに改めて感心しました。
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