ジャン・ムーランとリスボン

ジャン・ムーランはフランスの政治家でレジスタンス運動の指導者でした。ナチス・ドイツへの抵抗運動に生涯を捧げました。
 シャルル・ドゴールは、彼をあらゆる面で偉大な人物と絶賛しています。

 今回のフランスの「黄色いベスト(ジレジョーヌ)運動」によるデモの際に、インタビューを受けていた男性が、ジャン・ムーランのような指導者が必要だと声高に訴えていたのが印象的でした。
 フランスにおけるデモは、国民が政治と社会に参画して異議を訴えための活動で、特別なものではありません。

 黄色いベスト、ジレジョーヌ(gilet jaune)はフランスの車に常備され、二重事故を避けて人の命を守るという意味合いから、デモの際に象徴的に使われるようになりました。
ジャン・ムーランは1941年ロンドンに向かう途中で、スペインとポルトガルに立ち寄っています。

 写真はリスボン市内のMiradouro de São Pedro de Alcântaraに設置されたプレートです。
 ここからはリベルダーデ大通りを眼下に、リスボン市内が一望に見渡せます。
 肖像写真はWikipediaからの引用です

ジャンムーラン
Jean Moulin

Jean Moulin (20 June 1899 – 8 July 1943)

Miradouro de São Pedro de Alcântara

Miradouro de São Pedro de Alcântaraからは眼下にリベルダーデ大通り、遠くにサンジョルジェ城が見渡せます。

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