私は学生だった70年代後半と80年代前半に、フランクフルト国際空港で見かけた西ベルリンのテーゲル国際空港(Flughafen Tegel)の飛行機は、今はなきパンアメリカン航空のボーイング727でした。
まだベルリンの壁崩壊前で、ベルリンが西ベルリンと東ベルリンに分割されていた時代です。
第二次大戦の傷跡がこんな形で残っていた80年代後半に、ルフトハンザのユンカースが悲願のベルリンへの飛行を果たしました。そしてその数年後にベルリンの壁が崩壊しました。
2017年の秋に、初めてリスボンを訪問する際にルフトハンザに久々に搭乗、その後この本を手にしました。著書はルフトハンザの日本地区広報室長の大島慎子氏です。
飛行機を愛する、ドイツ人の大胆かつ粋な一面が描かれていて興味深い書籍でした。
本の背景は私の愛用のRIMOWAのスーツケースです。
ユンカースの外板を模したデザインに惹かれて、家内も私もついつい数を増やしてしまいました。あと何年生きるかわかりませんが、いずれにしてもスーツケースはこれで打ち止めでしょう。
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