リスボン観光の人気スポットの一つとしてサンタ・ジュスタのエレベーターがあります。
設計はエッフェル塔の設計者アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル(Alexandre Gustave Eiffel)の弟子ルイス・レイナルド(Louis Reynaud)が設計し、フランス生まれのポルガル人技師ラウル・メスニエル・デ・ポンサルド(Raoul Mesnier du Ponsard)が建設を行い1902年に完成しましました。
高さは45メートル、ネオゴシック様式の鉄製の建物です。
エレベーターを設置した目的は、低地のバイシャ地区と高地のバイロ・アルト地区を繋ぐ市民の足として利用するためです。路面ケーブルカーと同様、坂の多い街ならではの産物です。
リスボンの路面ケーブルカー
エレベーターで上まで登るとリスボンを一望にして見渡せ、さらに螺旋階段を登ると展望台があります。
エレベーターから25メートルの長さの連絡橋でバイロ・アルト地区に渡ることができます。
エレベーターの前にはこうした行列が出来ていることが多いです。
エレベーターの反対側
カルモ通り(R. do Carmo)。左手にあるエレベーターから連絡橋で右手のバイロ・アルト地区へ繋がっています。
エレベーターで登ったところからは、リスボンの旧市街が見渡せます。右は展望台に登る螺旋階段。風が強い日などはご覧の通り閉鎖されています。
奥がエレベーターのある場所。
連絡橋を渡った先にあるカフェ。
連絡橋を渡り切った先にはカルモ修道院(Carmo Convent)があります。ここはカルモ考古学博物館(Museu Arqueológico do Carmo)が併設されています。
Google Mapによるエレベーター付近の画像
Google Mapによるエレベーター付近の画像
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