日本からポルトガルに引っ越しをする場合、日本で使っていた家電が使えるかの確認が必要です。
それには4つのポイントがあります。
・電圧とコンセント
ポルトガルの家庭のコンセントにおける電圧は220V(ボルト)で、周波数は50Hzです。 一方日本の電圧は100V、周波数は50〜60Hzです。
従って日本の電化製品を利用する場合は変圧器が必要になります。変圧器はリスボンの家電量販店では日本に比べて扱いが少ないので、日本で調達しておいた方が無難だと思います。
コンセントの違いについては、コンセントの変換器で調整します。こちらも日本の方が品数が豊富です。
ポルトガルの電圧とプラグ
・テレビ、DVDなどの方式
ポルトガルのテレビの標準方式はPAL、日本はNTSCのため日本のテレビは原則使えません。
なおビデオやDVD(NTSC方式)については、日本のビデオやDVDを日本のビデオデッキやDVDデッキ (NTSC方式)では電圧の違いを調整すれば再生できますが、ポルトガルで販売されているビデオやDVD(PAL方式)はポルトガルで販売されているビデオデッキやDVDデッキ(PAL方式)でしか再生できません。
私の場合は、日本のDVDを日本のDVDデッキを変圧器を介して再生しています。
・電球の規格
原則として日本の電灯に適合した電球はポルトガルでは手に入りません。逆にポルトガルの伝統には日本の電球は使えません。ソケットの規格が異なるからです。
・消耗品の調達ができるかどうか
日本で買ったプリンターのトナーなどがポルトガルでも買えるかどうかは調べておく必要があります。原則として同じメーカーであっても、海外仕様は細かい点で異なることが多いです。
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