リスボン市内にあるフランスの家電販売大手フナック(FNAC)で販売が始まった電気自動車シトロエン・アミ。
フランスでは1987年以降に生まれた人は、交通安全検定に合格すれば14歳から運転可能とのことです。 値札を見ると7350ユーロからとのこと。1ユーロが130円だとすると約96万円。
かつての2CVを彷彿とさせる簡素な内装と、驚くほどの広さ。 ドアの開閉は外からはボタン、中からは紐を引っ張るという、かつてのシトロエンにはありがちだった奇妙な仕掛けに驚きました。
プジョーと一緒になってからは、奇抜さが影を潜めたシトロエンですが、かつてのシトロエンが再び戻ってきた思いがします。 私が初めてフランスを訪れた70年代半ばには、まだ初代アミをパリの路上で見かけることができましたが、21世紀にアミがこんな形で登場するとは夢にも思いませんでした。
家電量販店で電気自動車が売られる時代がこんなに早く訪れたことに改めて驚きました。
安全性という点で不安がありますが、近所でコーナーを走り抜ける姿は実に愛らしかったでう。
最高時速45キロということもあり、自動車専用道路や高速道路は走れません。
シトロエン・アミ Citroën AMI
法的には「自動車」ではないので、ナンバーはありません。最高時速45キロということもあり、自動車専用道路や高速道路は走れません。
CTT(ポルトガルの郵便サービス)で使われているアミ。
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