海外旅行の最中に、日本食が恋しくなる経験はどなたもお持ちかと思います。私の場合、海外に出て5日を経過したあたりから、猛烈にご飯とお味噌汁をいただきたくなります。帰りの便の機内では迷わず和食をオーダーします。多少美味しくなくても、とにかくご飯があれば満足です。先祖の代から継承した遺伝子と、幼い頃から親しんだ味覚は、そうそう変えられるものではないことをつくづく実感します。
リスボンに住むようになってからも同様です。日々の生活に和食は欠かせません。リスボンではお米をはじめてとして日本の食材が手に入るので、家内の手料理に頼っています。
それでもその先の欲として、一般的には家庭料理ではないものを突然いただきたくなるのです。ラーメン、牛丼、カツ丼など、など。
リスボン在住の日本人の方から情報を得て、リスボン市内の日本のラーメンチェーンであるAFURI(阿夫利)リスボン店に行ってみました。
入り口を入ると洒落たウエイティングバー、そして広々としたテーブル席が広がります。屋外にもテーブル席があり、横をすれすれに路面電車が通過します。
お値段は日本の1.5倍くらいでしょうか、味は十分満足のいくレベルのものでバリュフォーマネーを感じました。
ポルトガルは使っている油の質が良いせいか、ラーメンをいただいた後でも胃がもたれることがほとんどなくなりました。
ご覧の通りメインメニューは写真付きの通常のメニューですが、その他はスマホのバーコードで読み取ります。私はこのバーコードメニューの字の小ささが苦手で、レストランで普通のメニューが来るとホッとします。
広々とした店内で、静かに淡々とラーメンをいただくのもなかなかのものです。
阿夫利リスボン AFURI LISBON
その他リスボンにはAjitaman Ramen Bistroなどのラーメン店があるようなので、訪れてみたいと思います。
洒落たウエイティングバー。IZAKAYAというだけに、お酒類は豊富。
広々とした店内。接客もめりはりがあって気持ちがいいです。
屋外席スレスレを路面電車が通過します。
コメント