「鎌倉号」オークランド緊急着陸 2022.12.04 このポストカードに着物姿の女性と共に写っているのは往年の名機、日本航空ダグラスDC−8−33(機体番号JA8006)「鎌倉号」です。 1965年のクリスマス、サンフランシスコを離陸時に第1エンジンから出火、油圧がどんどん低下する緊急事態から加藤機長率いる乗員の沈着冷静な行動で対岸のオークランドに
ルフトハンザ 飛翔へのロマン 2022.11.17 私は学生だった70年代後半と80年代前半に、フランクフルト国際空港で見かけた西ベルリンのテーゲル国際空港(Flughafen Tegel)の飛行機は、今はなきパンアメリカン航空のボーイング727でした。 まだベルリンの壁崩壊前で、ベルリンが西ベルリンと東ベルリンに分割されていた時代です。 第二次
航空会社のマイルを貯める方法 2022.11.16 私が航空会社のマイレージのことを知り、入会したのは1988年のことでした。まだ日本ではマイレージがほとんど知られていない時代でした。 ユナイテッド航空で当時転勤で住んでいた大阪からアメリカを往復した際が始まりです。全く未知のものだったので期待はしていませんでしたが、しばらくしたら随分マイルが溜
H.Stern ブラジルの宝石王とジェムストーンの世界 2022.11.16 私は1998年と1999年の2度ブラジルのリオ・デ・ジャネイロを訪問しました。私はブラジル音楽が好きなのに加え、リオ・デ・ジャネイロのダイナミックな自然景観に大変興味があったからです。最初は東京からシアトル、マイアミ経由で、2度目は南アフリカ共和国のヨハネスブルグからサンパウロ経由で訪問しまし
機内食の味覚について 2022.11.12 飛行機の中で出される機内食があまり美味しくないという話は昔からよく耳にします。その背景には、お料理そのものの美味しさがあることは言うまでもありません。 ところがそれ以外の理由として、機内の騒音があげられることが知られています。すなわち人の聴覚への刺激が味覚に影響を与えるということです。ジ
NOSTARGIC JOURNEYS 2022.11.02 インテリアショップで見つけた旅の歴史の本。 旅が苦難と冒険だった時代から、大量輸送時代に至るまでの変遷が、興味深い写真と解説で構成されています。 船上のサルバトール・ダリやグレース・ケリー、当時コンコルドを発注していた日本航空のスチュワーデス、古き良き時代のアメリカのモーテル、開
ヨーロッパのLCC(格安航空会社) 2022.10.25 ヨーロッパ内の中近距離国際線では、LCC(Low Cost Carrier)すなわち格安航空会社の便が頻繁に飛び回っています。 LCCは機内サービスなどを簡略化して、運賃を低めに設定しています。航空会社によってそのサービス内容は異なりますが、例えば無料の機内サービスは一切なく、飲み物や食事は
サグラダ・ファミリア 2022.10.09 旧知と面会するために2022年10月1日より8日までスペインのバルセロナに滞在しました。 その間、アントニ・ガウディの作品を10箇所ほど見学致しました。 アントニ・ガウディの代表作であると共に、人生最後の1年は彼にとっての住居でもあったサグラダ・ファミリア。 ガウディ没後100年の2026年
21世紀における帆船の旅 2022.05.23 優雅な帆船による船旅を21世紀に蘇らせた、リッツカールトン・ヨットコレクションが運営するシー・クラウド・スピリット。 リスボン港を出港し、この後北大西洋に出て地中海クルーズに向かう予定です。 帆を張った写真はCruiseMapperからの画像です。Sea Cl
ヨーロッパ国際特急TEEの時代 2022.03.22 中学1年の時に、母が近所の書店で買ってきてくれた「世界・汽車の旅」。この本のおかげでヨーロッパと鉄道旅行への憧れがさらに加速することになりました。 初めてのヨーロッパ列車の旅はパリのリヨン駅を深夜に出発し、スイスアルプスを通りミラノに早朝着く夜行列車でした。成田空港が開港する前