人生のおける「問題」とは何か、解決法とは何か 2022.11.12 生きていると、人は様々な問題に直面します。お金のこと、健康のこと、人間関係など、様々です。それが辛いことであれば、多くの人がそれを「問題」ととらえます。しかも単なる与えられた課題としてではなく、いわゆる問題、すなわち困ったことと捉えるのです。 しかし、それは本当に困った「問題」なのでしょうか。そ
「いまここ」を生きるということ 2022.11.12 私はこれまでの人生の中で、「いまここ」という言葉を何度か耳にしてことがあります。最初は森田療法に出会った時です。うつ病などの精神疾患を抱える方の中には「いまここ」を生きていないことが原因で苦しんでいる方が多いと聞きます。そこで森田療法においてはは「いまここ」を生きることを治療のひとつの柱としてい
ベルボーイは最初からホテル王だった 2022.11.12 ヒルトンホテルの創業者コンラッド・ヒルトン(1887年12月25日 - 1979年1月3日)は、ホテルマンとしての人生をベルボーイとしてスタートさせました。後年のインタビューで彼は次のように語っています。「ベルボーイが、どのようにしてここまで成功できたのでしょうか。」ヒルトンは質問にこう
脳は現実と想像の区別がつきません 2022.11.10 願望実現のために、自己啓発セミナーなどを受講する人も少なくありません。有益なものもある一方で、一時的に気分を高揚させて生まれ変わったような気分になるものの、セミナーが終了してしばらくすると元の自分に戻ってしまう人も少なくありません。 私の学んだ脳科学や認知科学などの知見から、願望実現というのは静
「旅」に思うこと 2022.03.22 私は幼い頃から海外への憧れは人一倍強かったと思っています。 特に映画好きの母に連れられて、幼い頃から洋画に親しんだことが、私の海外への憧れを加速したことは間違いありません。現代に比べると、私がもの心ついた頃、すなわち日本の高度成長期における「外国」は、果てしなく遠いところにありました。
手書きの復権 2022.02.26 キーボード全盛時代の今こそ手書きの効用を見直してみませんか。 脳科学の研究によると、人の遺伝子は生まれた後の体験からも影響を受けることがわかっています。人が手でモノを書く年数は、タイプライターを使うようになってからの年数よりはるかに長いです。そこで、手書きで書いた方が記憶に残りの
変身(メタモルフォーゼ) 2022.02.08 植物は種から芽を出し、枝と葉をつけ花を咲かせませす。昆虫も、例えば芋虫から蛹へ、そして蝶へと実に見事な変身を遂げます。 人間はどうでしょうか。実は生命体というのは元々ドラスティックな変身を遂げうるものなのです。ダーウインの進化論(実際は進化説)における自然淘汰説が覆され、
組織のチーム編成に大切なこと 2022.02.04 集団心理という観点から、組織のチーム編成(チームビルディング)に大切なことをお伝えします。 チームを編成する場合にメンバーの感情が露骨にぶつかり合う時期をストーミング、すなわち嵐の時期と呼びます。 ストーミングは感情のぶつかり合いが起きるので、メンバーの心に葛藤が生じ
トマティスメソッドについて 2022.01.31 モーツアルトと共に、折りに触れては聴くグレゴリオ聖歌。フランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス博士の著書を読んだのがきっかけで、少々くたびれたなと思ったときに聞くようにしています。 フランスのベネディクト派修道院で聖歌の歌唱を廃止することが決まった直後から、修道士たちの体調不