米国内で何故ドナルド・トランプの支持率がこれほど高いのかが理解できない日本人の方が多いかと思います。
その理由の多くが日本のマスメディアによる偏向報道です。
ドナルド・トランプの過激な発言のみを捉えて、人として、そして政治家としての彼の本質がほとんど伝えられてきませんでした。
かつて彼の重要な演説が丸ごとカットされ、トレーディングカードの発売のみが日本のテレビで報道された時には心底驚きました。
一方全米の各地で開催されるトランプラリーには熱狂的な支持者が集まり、その人数の多さから飛行場やフットボール場が使われています。ニッキー・ヘイリー元国連大使の母校でも、トランプ支持者の学生が主流です。
日本に住む多くの方は信じられない方も多いと思いますが、ドナルド・トランプは、敬虔なクリスチャンで酒もタバコも嗜まず、平和主義者、反人種差別主義者で黒人の友人も昔からたくさんいます。
メキシコ国境の壁も、深刻な不法移民への対策であり、反移民主義者のような印象を広めたのは日本のメディアです。現在不法移民に手を焼いているのはバイデン政権です。
そうした中、2016年の大統領選においては、彼の選挙参謀である英国のケンブリッジ・アナリティカが周到な作戦を構築しました。
その基盤となったのが、各政党支持者の綿密なリサーチでした。
一般的に共和党支持者は知的好奇心が低く、良識性が高いと言われています。一方で民主党支持者は知的好奇心が高く、共和党支持者に比べて良識性が低いのが特徴と言われています。
これは決して差別的な意味合いではなく、あくまでも相対的な傾向においてです。
そうなるとドナルド・トランプは共和党支持者に受け入れられないように思いますが、ケンブリッジ・アナリティカはバージニア州の知事選での実験を通して、共和党支持者は「一貫した非常識」であればどんな非常識な人も受け入れることがわかったのです。
そこでドナルド・トランプは偽悪者を演じ、大統領となって再びアメリカの繁栄を取り戻そうとしたのです。実際にトランプ政権の時期はアメリカは戦争に参戦せず、景気も絶好調でした。黒人と白人の融和も進みました。WHOからの撤退という大統領令を発令し、さらに石炭産業に力を入れたのもまさに先見の明と言えます。
2020年の大統領選における不正の証拠はビデオ映像を含め数々の証拠が集められています。とりわけコロナ騒動の最中の郵便投票が大きく影響したようです。
バイデン政権になってからは一転不景気、国内の分断、不法移民の問題など、トランプ政権の時代に比べるとアメリカの内政は悪化の一途を辿っています。民主党はかつての公民権運動時代とは全く異質の組織になってしまいました。
そんな中、ロバート・ケネディ・ジュニアが無所属で立候補するという決断はトランプにとって追い風となるでしょう。民主党内には、トランプの政策を支持する議員も存在します。
ドナルド・トランプはかつて宿敵にも一目置かれたシャルル・ドゴールをも彷彿とさせる、まさに百年に一度の政治家と言えると思います。
2024年のアメリカ大統領選はアメリカのみならず、今後の世界の命運を決める重要なイベントになることは間違いありません。
アメリカのみならず、日本そして世界のためにドナルド・トランプの再選をお祈りします。
【米大統領選2024】 トランプ氏、「アメリカを取り戻す」と勝利演説 1州で勝利のヘイリー氏側は「栄誉」と声明
(画像は上記の記事より引用)
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