未来は決定していません

 私たちは時間経過とともに過去が現在になり、現在が未来になると信じがちです。その場合は、未来は現在の行いの結果となり、未来が決定しているようにも思えます。

 ところが、現代物理学は東京タワーのてっぺんから落としたハンカチの落下地点を予想することは不可能であるという結論を出しています。

 従って未来は決まっていません。

 過去の出来事は変えられませんが、未来から振り返った時に過去の意味は変えれます。

 そうなると、未来から見た現在を喜び感謝しておけば、これから来る未来は、現在という過去を感謝し喜ぶことのできるものになります。

 アインシュタインの相対性理論理論以降、時間と空間は等価になりました。
 日本からパリに行く際に、パリは飛行機が到着する時に出現するのではなく、日本を出発する時にすでに存在しています。

 そこで現在から未来に飛ぶ際にも、パリなのか、ニューヨークなのか、ロンドンなのか、ローマなのか、飛んで行きたい未来の臨場感を脳内にインプットすればよいのです。

 あとは車のナビと同様、無意識が無数の可能性未来のうち、飛んでいきたい1つを選んで、そこに連れて行ってくれます。

 未来は現在の結果ではなく、未来から逆算して現在のあり方を決めればよいのです。

 未来をイメージする場合は、必ず現在形か過去系で語りましょう。未来系で語ると、潜在意識はいつまで経っても夢を夢のままにしてしまうからです。


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP