ボーイング747と半世紀

 

 最後のボーイング747が今月アトラス航空に引き渡されたそうです。

 私にとってボーイング747は初めて搭乗した1974年以来、半世紀近くに渡りお世話になった思い出多き旅客機です。

 エンジンが4発ということもあり、今だに搭乗すると最もほっとする旅客機です。
 70年代と80年代は日本の国内線のSR、そして国際線の100、200、300に、90年代以降は400型に搭乗する機会が多かったです。

 アッパーデッキへの階段が延長される前の、螺旋階段があった時代が懐かしいです。
 近年はリスボンを往復するために、羽田とフランクフルト間で、ルフトハンザのダッシュ8に搭乗しました。

 次期米国大統領専用機もダッシュ8になるそうです。
 ボーイング747にはあと何年乗れるかわかりませんが、双発機全盛時代にあって、空の女王と呼ぶに相応しい機体だと思います。

ルフトハンザのB747-8(羽田空港)

ルフトハンザ747-8のアッパーデッキ

タイ航空のB747-400前方客室

タイ航空のB747-400の前方ビジネスクラス。右側半分がギャレー、左側半分が客室という珍しいレイアウト

香港敬徳空港が閉口になる前月の1998年6月、B 747-400のコクピットへの入室許可をいただいて、スリリングなアプローチを楽しませていただきました。

ルフトハンザB747-8のアッパーデッキへの階段

ルフトハンザB747-8のアッパーデッキ。1階のビジネスクラスに比べた、窓際席は余分な収納がある点が便利

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