リスボンに来てから、仕事用にハーマンミラーのアーロンチェアーを購入しました。
デザイン、並びに東京のショールームでちょっとだけ腰掛けた際の印象で決めました。
今回は2年間使ってみての感想を書かせていただきます。結論から申し上げると、期待していたほどの座り心地ではありませんでした。前職の会社で使っていたオカムラのオフィスチェアの方が私にとって座り心地がよかったです。
前の会社で椅子を選定する際に、大手ゼネコンの方がアーロンチェアは設計が古いので、あまりお勧めでないと言っていた意味がわかりました。特に座面とバックレストとの連動がしっくり感じられません。机に向かっている時はまあまあなのですが、くつろぐ際に身の置き所に少々難儀するのです。
さらに欲を言えば、休憩用にヘッドレストがついている方がいいと思います。
仕事中に居眠りをしたくなることが時々あるからです。
服飾評論家の落合正勝が、洋服は着心地が大切とおっしゃていたのと同じく、オフィスチェアは外観はさておき、座り心地が何と言っても重要であることを痛感しました。
私は工業製品のデザインにはこだわる方ですが、やはり機能あっての外観だと思います。
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