ヨーロッパ内近距離国際線のビジネスクラス

 日本からリスボンへの空路は直行便がないため、最低1回はどこかの都市で乗り換えなくてはなりません。私どもはこれまで、ミュンヘン、フランクフルト、ワルシャワ、チューリッヒを経由する便を利用しました。

 さてリスボンとヨーロッパ各都市間の近距離国際線ですが、ビジネスクラスであってもエコノミークラスの中央の席を塞いだだけの、実に狭いシートで我慢しなくてはなりません。2、3時間の距離だからこれで十分という合理的な発想なのでしょうか。( 下の2枚の写真のうち、上の方の写真)

 この区間だけをエコノミークラスにしても良いのですが、チケットを通しで買うとそういうわけにもいかないので、座席が前方ドアに近く搭乗と降機が優先的、さらにお料理のグレードがエコノミークラスより少々上ということで納得しています。

 ところが2020年の1月にチューリッヒからリスボンまで乗った、TAPエア・ポルトガルの便は別格でした。国際線に導入して間もないエアバスA330-900neoが、機材繰りの関係からでしょうか、使われていたのです。ビジネスクラスはワイドボディに横4列、すなわち全ての席が通路に面しています。もちろんシートはフルフラットになるので、3時間で降機するのが名残惜しいほどでした。

一般的なヨーロッパ内近距離国際線のビジネスクラス

TAPエアポルトガルのA330-900neoのビジネスクラス。写真は中央の2列。

 

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