ゴールデンビザの投資地域制限について

 ポルトガルの議会は2020年12月に、ゴールデンビザの不動産投資対象地域に制限を加えるという決定をしました。

 具体的にはリスボン、ポルト、アルガルブ地方などのいくつかの沿岸部の都市を対象地域から外すというものです。

 実施は2021年7月からで、2022年までの移行期間を設けたようです。

 こうした措置を決断した理由は次のような事情があるようです。

 

 ポルトガル不動産に対する海外投資は、ポルトガル経済には貢献した一方で、リスボンやポルトなどの都市の地価が高騰し、地元の人の家賃が上がるなどの弊害が生じているとのことです。
 
 また他の都市への経済投資を促す目的もあるようです。

 実施に関する詳細は、今後最新の情報をご参照ください。

 私どもの場合、投資物件に住んだのでリスボンで不動産を購入しました。一方、単に投資物件としてリスボン以外の地域に不動産を購入して保有するか賃貸し、ご自身はリスボンに住むことも可能です。

 年々各国のビザ取得のハードルが高くなる傾向にあるので、海外ビザ取得をお考えの方は、その点も十分ご配慮いただき、常々最新の情報を取得されることをお勧めします。

 写真は私どもがビザ更新のために訪問した、ポルトガル南部の都市ファロです。ポルトガル南部、アルガルブ地方の中心的な都市です。                         

 新型コロナの影響でリスボンの移民局が混み合い、ファロのホテルを起点にタビラという小さな町の移民局で手続きしました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP