小林彰太郎先生を偲んで 2022.12.02 自動車評論界の重鎮、小林彰太郎先生は2013年10月28日にお亡くなりになりました。 小林彰太郎先生は、ライオン歯磨・石鹸(現ライオン株式会社)の創業家一族のおひとりであられ、東京大学在学中に自動車ジャーナリストを生涯の仕事とお決めになりました。CARグラフィック誌の初代編集長を務めら
均質化する文明社会 2022.11.19 " お父さんは暖炉の前のロッキングチェアーでパイプを燻らせながら革表紙の分厚い本を読んでいる。お母さんはキッチンで静かにスープを温めている。学校から帰宅したジョンの後からシェパードがついて入ってくる。" " お父さんが夕食を囲むテーブルでジョンに向かってこう言った「ジョン、今日学校であっ
Dyson(ダイソン) vs. Roomba(ルンバ) 2022.11.19 リスボンに移住したのち、現地の家電量販店で掃除機を購入しました。Dysonのコードレスタイプの掃除機とRoombaです。それぞれ1階と2階に1台づつ設置しました。 私が購入したのは、Dyson V7 Animal と Dyson V11 Absolluteをそれぞれ1台 そしてRoomba i7
日本社会の低迷と「意識高い系」 2022.11.17 聖路加国際病院で精神科部長をされていた大平健先生のご著書を、90年代に何冊か拝読させていただきました。現代社会における「豊かさの精神病理」(90年)と「やさしさの精神病理」(95年)は、現代人のあり方を知る上で大いに学ばせていただき、今でも現代人の心の内を知る上で大いに役立っています。 自分の内
待機児童問題の本質 2022.11.17 私は日本における「待機児童問題」という言葉にずっと違和感を感じてきました。待機児童問題を解決すること、すなわち待機児童が保育所に入れるようになることが、子供にとって家族にとって本当に幸せなのでしょうか。父子家庭、母子家庭、あるいは共働き家庭にとって、経済的理由から保育所が必要なことは理解できます
「あきらめない」 2022.11.17 神は人に乗り越えられな苦痛はお与えにならないという言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。私は難病で苦しみと不安に陥った会社の後輩に、この言葉を伝えたことがあります。 「日は昇り日は沈む」 これは旧約聖書第1章1~8節のコヘルトの言葉にある一文です。アーネスト・へミングウエイの「日はま
日本社会における空想的理念 2022.11.17 私が自分の人生において最も関心のあるテーマは何かと聞かれたならば、畏れ多くも生命現象と時間と答えるでしょう。前頭前野が発達した人類が、いかに崇高な抽象的思想を紡ぎだしたか、その一方でなぜこれほどまでに愚かとも言える行為を繰り返すのか。その恐ろしく複雑な人間の意識の源である生命現象がどこから発生し
ルフトハンザ 飛翔へのロマン 2022.11.17 私は学生だった70年代後半と80年代前半に、フランクフルト国際空港で見かけた西ベルリンのテーゲル国際空港(Flughafen Tegel)の飛行機は、今はなきパンアメリカン航空のボーイング727でした。 まだベルリンの壁崩壊前で、ベルリンが西ベルリンと東ベルリンに分割されていた時代です。 第二次
ポルトガルのATM 2022.11.17 ポルトガルでは銀行や市内の各所にATMが設置されています。 MB(Multi Banco)と書かれた器械であれば、MBと書かれたポルトガルのどの銀行のカードも利用できます。参考:ポルトガル初のATMnovobanco(ポルトガルの銀行)のMB(Multi Banco)対応ATM
航空会社のマイルを貯める方法 2022.11.16 私が航空会社のマイレージのことを知り、入会したのは1988年のことでした。まだ日本ではマイレージがほとんど知られていない時代でした。 ユナイテッド航空で当時転勤で住んでいた大阪からアメリカを往復した際が始まりです。全く未知のものだったので期待はしていませんでしたが、しばらくしたら随分マイルが溜