国際会議場でおにぎりを頬張る前総理に比べて、少しは知的に見えたのか、政策議論もろくにないままに、高市総理率いる自民党が圧勝しました。
その結果、今度はハンドバッグを下げたまま大統領と握手をする、演説で大統領をファーストネームで呼ぶなど、外交マナー以前の常識を知らない総理が誕生しました。
日本人としての恥ずかしさと同時に、この程度の外交プロトコルの常識がない人に外交を任せることの危うさを痛感しました。
そして消費税、移民問題、ワクチン問題という重要課題をいずれも解決せず、日本は贔屓目に見たとしても現状維持のままです。
親中でなくなったのがまだましかもしれませんが、それは当たり前の話で褒められたものではありません。
昨年、私と同じ欧州に住む日本人の駐在員の方と話をしていた際に、欧米ではそれほど社会的地位や学歴が高くない人でも、政治への関心と議論は活発なところが日本と違うという話題になりました。
選挙期間中の社会の動きも日本とはかなり違います。
例えばアメリカの大統領選は1年以上にわたる熾烈な討論会や政策論議を経て選挙に向かいますが、日本の場合は今回のように肝心の政策議論抜きに社会の雰囲気だけで選挙に臨むという慣行が続いていいます。
アメリカの選挙はお祭りに例えられることがありますが、日本の選挙における「お祭り騒ぎ」とはかなり異なります。
それに加えて、小選挙区制度やひとり選挙区での世襲議員の圧倒的有利さなど、選挙制度の構造的な問題があります。
どこの国にも利権は蔓延ってはいますが、日本においては利権の強固な構造体が国土全体を覆っていると言っても過言ではありません。
今回の政治のアイドル化とも言える、雰囲気だけで政党や候補者を決める悪習を絶たないことには、日本の再生は望めないと思います。
私は、今の日本を良い方向に向けるのは非常に難しいと思います。しかしながら国民が団結すれば、必ず道は開けると確信しています。
高市応援団の皆様もすでに就任6ヶ月余りで日本が何も良くならないことにお気づきのことと思います。
首相のファションや持ち物ではなく、政策とその結果について評価するのが国民のあるべき対応だと思いますが、自他ともに認める優秀な日本人がどうしてこのような状態に陥ってしまったのでしょう。
政権発足当初から高市政権の問題点を論理的に指摘していた方々のような日本人がさらに増え、政治のアイドル化にブレーキがかかり、日本が再生することを期待します。
私の住む欧州は、移民による経済と治安の悪化で、もう元の欧州には戻れないとも言われています。
日本が絶対にそうならないために、今から国民が一致団結して日本が日本であり続けるように政治を方向転換しなくてはなりません。
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