ポルトガルで生活する上で、気をつけた方がいいと感じたことを、思いつくままに書かせていただきます。
石畳
ポルトガルの石畳はかなり造りが荒いです。従って滑りやすい靴、特に女性のハイヒールで歩く際には注意が必要です。また慣れない石畳での歩行で、足腰を痛めないように注意しましょう。
日本からの大型郵便物
日本からの郵便物は、普通郵便による葉書や封書以外は、商品でなく贈り物であっても原則として関税がかかります。関税はネットによる手続きの後、支払います。
ポルトガルの国営郵便サービス(CTT)
日本のクレジットカード
店舗によっては日本のクレジットカードが使いないところもあります。またリアルの店舗では使えても、ネットでは決済できないケースがあります。これはクレジットカード会社のセキュリティ対策によるものと考えられます。
またVISA、MASTERは使えてもAMEXは使えない店は数多くあります。クレジットカードは使えず、現金あるいはポルトガルの銀行カード(Multi Banco)しか使えないお店もあります。
日本円の両替
リスボン市内の両替所での日本円の両替率はあまり良くありません。
電車、トラム、バスの乗り降り
地上を走る電車は、乗降の際にドアの脇にあるボタンを押さないとドアが開かない仕組みの車両があるので注意しましょう。
トラムは、降りるひとつ前の停車場を発車した後、あらかじめ停車ボタンを押しておかないと、乗る人がいない限りは次の停車場で停車しません。バスも同様です。
電車、トラムともに開閉機構が壊れているドアがありますので、そちらも合わせてご注意ください。
なおバスは前のドアから乗り、中央のドアから降ります。
自動車の右側通行
これはポルトガルに限ったことではありませんが、日本で自動車の左側通行に慣れた方にとっては、自動車の運転時は元より、歩行者として道を横断する際などには左右の安全を確認することが大切です。
ポルトガル人は穏やかな性格の人が多いですが、自動車の運転についてはスピードを出すドライバーが多いです。
緊急自動車は前方に障害物がないときはサイレンを鳴らさず、また日本に比べてかなりの猛スピードで走ります。日本に比べると、人も自動車も緊急車両に道を譲る意識は高いです。
祭日
祭日は日本と異なりますから、銀行、公共サービスなどの営業日には注意しましょう。イースターの時期などは金曜日から銀行の窓口が閉まることがあります。
ATMでの引き出し、入金
銀行によって、ATMでの引き出しの限度額が設定されています。例えばある銀行では1日あたり200ユーロを2回までと決まっています。また入金ができるATMは限られていますので、銀行窓口での入金でなくATMで入金する場合は入金できるATMを確かめておきましょう。またATMの故障の割合は日本より多い気がしますので、代替のATMの場所も確認しておきましょう。
銀行口座からの自動引き落としを設定した際に、残高不足の場合、残高表示がマイナスになりATMや店舗で銀行カードが使えないことがあるとのことです。
店舗の受付票
銀行や郵便局はもとより、大きなカフェなどでも受付票の番号で順番待ちをすることがあるのでお店に入ったら受付表発行機がないか確かめましょう。
騒音に対する苦情
ポルトガル人は日本人に比べて、騒音に対して少々鈍感のように感じます。列車やバスの中での携帯電話での会話は普通です。
一方、自宅の庭で大音量で音楽をかけたり、深夜のアパートで大声でおしゃべりをする人がたまにいます。あまりにひどい場合は、リスボンの場合は警察に対して騒音対策を電話で依頼することができます。
213 619 626(騒音苦情専用)
詐欺メール
日本と同じく、メールやSMSで詐欺メールが届くことがたまにあるので注意しましょう。
コメント