リスボンの2つの空港

2022年3月現在、リスボンには民間機が離発着する空港が2つあります。1つは国内線、国際線のフライトが離発着するリスボン国際空港、もう1つはリスボン郊外のCascais(カシュカイス)にあるプライベート機や国内線のコミューター機が離発着するカシュカイス空港です。

リスボン国際空港はリスボン市の東北に位置し、渋滞がなければ市内から車で10分から20分ほどの便利な場所にあります。市内からの地下鉄も通っています。

リスボン国際空港には滑走路が2本あり、1本は4000メートル級の非常に長い滑走路で、ほとんどの便が離着陸にこの滑走路を使用します。北風の際は、通常飛行機はテージョ川を越えてリスボン市内の中心部上空を突っ切って着陸します。最近の旅客機はエンジンの音が静かになりましたが、ジェット機の黎明期はさぞかしやかましかったと思います。

空港の近くにはホテルが2軒あり、早朝の出発や到着時には便利です。

Meliá Lisboa Aeroporto

Hotel Star Inn Lisbon Aeroporto

テージョ川を挟んだ反対側の地域に大規模な国際空港を建設する計画がありましたが、予算並びに野鳥の保護を理由に計画が中止になりました。その代案として、テジョ川沿いのポルトガル海軍の飛行場をLCC専用の空港にするという計画がありますが、2022年3月現在まだ実現していません。

Lisbon Airport

Cascais Airport

アモレイラスショッピングセンター付近を着陸進入する旅客機

アモレイラスショッピングセンターの屋上から仰ぎ見る、リス
ボン国際空港へアプローチする到着機。

エルドアド7世公演付近から見る、旅客機。

リスボン国際空港に着陸寸前のTAPエアポルトガルのエアバス。

アモレイラスショッピングセンターの展望台から見たリスボン国際空港。

アフリカで最初にボーイング777を導入した、アンゴラ航空のボーイング777。リスボンにはアンゴラやブラジルなど、旧植民地からのフライトも多いです。

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